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ニューヨークの建築

今でこそ保存運動が盛んになっているが、土地が不足していたニューヨークでは多くの建物が作っては壊されまた作られてきた。1857年には人を乗せるエレベーターが登場し、街は上へと伸びていき、1890年代には摩天楼という言葉も生まれ、エンパイヤ・ステート・ビルに代表されるように建築物はその高さを競い合うようになった。第二次大戦後は高さよりも形が重視され、国連本部など箱型のビルが建築されている。

変化する摩天楼

全盛期を過ぎてもなおニューヨークでは建物の造り直しや新規建築が続く。古いものを捨てるのではなく、その美しさや精神を取り込み新旧の良さを生かして街は進化していくのだ。