モーニングサイド・ハイツ/ハーレム
幅が狭くなり標高が高くなっていくマンハッタン北部は、歴史あるいくつかの地区でできている。
中でも、モーニングサイド・ハイツはコロンビア大学とバーナード・カレッジを抱える学生街で、セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂のような名所もある。
また、北東部のハーレムはアフリカ系アメリカ人の拠点だ。解放運動が盛んな当時、ここに集まった黒人の芸術家たちによって黒人文化が花開いたのだ。
セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂
1892年に建設が始まり、今現在も建設が続いているのがこの大聖堂だ。「あらゆる人のための教会」という信念を持つここの聖職者たちは、聖堂の完成よりも奉仕活動や講演会などに努めている。